OPENING PHASE
OPENING PHASE
◆Opening01◆
入国



キミたちはルネスへ入国するために、街門を訪れた。街唯一の一般開放された門だ。自警団が入国の審査をしている。





ふむむ。





金属探知犬が危険物を持ち込んでいないかを、門前で探知する。「次の入国希望者」とキミたちの番が来る。入国っていうか入街っていうか入国……入場! 巨大な街門は幾つものゲートで区切られており、ここは入場用ゲートとなる。





結構厳重?





そうなるね。武器などの帯刀は厳禁。その為、装備品が持ち込めないとも言う。





(武器もってないや)





(武器もってない)





ただし例外があって、神殿から認められた冒険者は、例外として武器を持ち込め……るよ……? あれ? クイントゥムは……?





盾なら(笑)。





「よし、問題ないな! 通ってよし!!」





「ありがとうございま~す」





「おしごとごくろうさまでーす!」





「楽な審査でしたね……」





もうね許可とかね。……いらないよね。


(一同爆笑)



何しろ純前衛が居ないからね(笑)。





入ってすぐにはブルケンハット土産物店がある。大通りに構える店で、街の中に他に九つ支店がある。さらに奥には一泊一万Gもする高級ホテルがあるぞ!





こいつ観光に来たくせに所持金ねーぞ(装備と所持品でビタ使い切った)。





さて、どこいきますか。





ホテルそこしかないの?





いや、大きなホテルはそこってだけで一般的な価格のサービス施設は勿論ある。生える。





ふむふむ。





街には至るところに浴場、宿泊施設、娯楽施設が設けられている。





路銀の問題はどうしよう?





取りあえず観光前に路銀稼ぎだ。





路銀稼ぐなら神殿に立ち寄ってなんか依頼を見つけると良いでしょう。この街ならではの依頼があるかもしれない。(地図を確認しつつ)神殿どの辺にあるのかわからないけどあるのは間違いないから神殿にGO?





GO!





「素寒貧なのでまずはちょっとお仕事見に行きましょう」





「こくこく」





「そうですね、遊ぶ……ではなく見聞を広げるためにもお金がいります」





「食費は妥協できない! 稼ごう!」


◆Opening02◆
路銀稼ぎ



では神殿。神殿もまた、街の事業を歓迎している。神殿には専門の医師がいるほか、湯治者の症状に合わせた湯や入浴法を教えてくれるなど、変わったサービスを展開している。





クーさんは神殿で顔きくのかな?





所詮レベル1なので………(大成功とは)。





「ようこそ~、ご用件をお伺いします」





「依頼を探しにきました。手頃なお仕事ありませんか?」





「冒険者ですけどなんかお仕事ありませんかー!」





「お金ください」


(一同笑)



身も蓋もない。





「依頼、ですか。お金は差し上げられませんー、でしたらこちらの依頼はどうでしょう?」宿泊施設の地下倉庫(少し考えて)ある宿泊施設の地下倉庫に亡霊が住み着いてしまったという。過去の記念品などが置かれている場所で、今すぐには困らないが、是非対処して頂きたい。成功報酬100G。亡霊ってか幽霊ってかアンデッド。





「亡霊……毒が効かなそうだ……」





「蹴り飛ばせば大丈夫です」





(地鼠になって)「キュイ!」蹴りの素振りをしている。





「……かわいい。その道のプロのクーさんもいますしこの依頼でいきましょうか?」





「そうしましょうそうしましょう」





「こくこく」





「では、依頼受けさせていただきますね」





「では受理致しますね!」件の宿泊施設とやらに向かいますか?





こくこく。





はーい。





特に神殿からの注意事項とか無ければ向かいましょう。





特に注意事項とかないまま向かいました。


