個室は、密談には完璧な舞台だった。
壁は深い紅に染まり、間接照明が謎めいた
雰囲気を醸し出している
個室は、密談には完璧な舞台だった。
壁は深い紅に染まり、間接照明が謎めいた
雰囲気を醸し出している
ルビーはジョセフの隣に滑り込み、膝を交差させると、期待に満ちた目でジョセフを見つめた。
ジョセフは自慢げにケースをテーブルの上に置き、その蓋を開いた。中には、光を反射する指輪やネックレスがきらめいていた。



どれも素敵ね





そうだろう、人間の世界の宝石もあるんだぜ





人間の?それは珍しいわね。


ジョセフはニヤリとして



君の態度次第で
譲ってもいいんだぜ


その大胆な言葉と共にルビーの肩に手を回した。ルビーは驚いたふりをして



本当に?





ああ...


ジョセフは返答し、
ルビーの顔に近づいたその瞬間...!
つづく
ここからは本作に関係ないので
飛ばしても大丈夫です



ジョセフさんのタキシード姿、素敵ですね





お♡そうかい





またファンが増えちゃいますね





いやぁ~まいったな





ところで実は目がかわいいという噂なのですが、サングラスを外していただいても?





い、いやぁ...それはちょっと...





外したくないと?





イメージもあるし...ね





ではサングラスを修正する前のジョセフさんだったらいいですよね





それもちょっと...





ではご覧ください





あ、コラ!!





ぶははは





き、貴様!!





あ、失礼しました。このギャップ萌えで多くの女性ファンが増えるでしょう





お、おぉ...





それでは物語の続きをご覧ください





そうだ、こんな事をしている場合ではない!ルビーといいムードだったんだ


