ロビーの方から歓声が上がる。
何事かと急いでロビーに向かう
フェリックスとノア。そこには、
ファンに囲まれているオリバー君の姿が。
ロビーの方から歓声が上がる。
何事かと急いでロビーに向かう
フェリックスとノア。そこには、
ファンに囲まれているオリバー君の姿が。
その喧騒の中、スーツ姿の雄猫が堂々と歩いてきた。彼はオリバー君のマネージャーだ。
マネージャーはノアの前に止まり、淡々と尋ねる



管理長はいないのですか?





はい。只今外出中でして





では戻られたら部屋に来るよう
伝えてください。


マネージャーはそう言い残すと、
オリバー君と一緒に奥の部屋に消えていった。



部屋というのは?





はい。一般の方と会わないように、手続き中のオリバー君は個室に入ってもらっています。





この前管理長は特別扱いしないと言っていましたが。


ノアは苦笑いを浮かべた



ええ、ですが混乱を防ぐために個室を用意しました。とはいえ、だんだん要求が多くなっていて、正直困っています。


ノアの声には、状況の複雑さがにじんでいた。
つづく
オリバー君のマネージャー
アレク・グリフィス
業界でも有名な敏腕マネージャー
アイドル、モデルなど幅広く手掛ける
彼の強いこだわりが周囲を困らせることもある
ここから先は物語とは関係ないので、
読み飛ばしても大丈夫です。



度々こんにちは。しおまるイカです。





今回はマネージャーのアレクさんに
お話を伺います





アレクさん、あなたの育てたアイドルで特に有名な方は誰ですか?





知らないのか?特別教えてやろう





アイドル時代から育ててきた、今や彼女は猫の国では一流のアーティスト
それは...





ヴィヴィアン・レイン!





おぉ~かっこいいですね





そして、ジェイド・ヴェイル





...





そして...





もう結構です。





それでは引き続きお楽しみください。





なんだ、もう終わりか?まだまだ沢山いるというのに、ではまた会おう!


