第5サイクル



行動の宣言とともにメインでのシーン開始をどうぞ!





はい! それでは、朽木玄に対して魔法戦を挑もうかと……!





はい……!シーン開始どうぞ……!
ちなみに、朽木の所在は指定ありませんので、お好きな感じでOKですよぅ!





了解です! では、


猫(トラ)と触れ合っていると、不意に猫はピンとひげをたて、周囲を警戒し出す。



?どしたん?


その様子に気づく。
甘えた声ではない。
威嚇のように喉を鳴らし、二人の腕からするりと抜け出すと、襖の隙間から立ち去って行った。



仕掛けてきたか


と眉を寄せ猫が去って行ったほうを見る。



……地獄門を守る彼女たちが、気分を損ねるのも無理はないか


と、立ち上がる……



これ、緋奈子も気づいても良いですか?それとも緋奈子は気づかないほうが良いですかね??





気付いても良いです!





はーい!





……!


では、その覚えのある気配に緋奈子も顔をこわばらせた。そして



あの、うちも……


と思わず立ち上がろうとする。



奴は既に<永遠>の越境者、シノビが対処できるものではありません


と制止しつつ、



……恐れがあるならば、此処に居なさい。一度戦闘儀式が始まれば、あなたを守りきれる自信は……ない





守り……いや立会人ではないから問題はないと思うけど、そんな言葉が出てきたのだ……





……


口を二三度ひらきかけ、しかしとじる。
恐怖がないわけではない。
それよりも自分の力不足こそ、緋奈子は強く感じていた。
足手まといがどれほど罪深いか、自分自身がよくわかっていた。
小さく顔を歪める。



ひゅう……
ちなみに、緋奈子は立会人にはなれません(魔法使いではないのでね……)が、同行していたほうがいいですか?それとも待機してたほうが良いでしょうか?緋奈子的には非常に揺れてる状況かなって感じですが!
足手まといになるくらいならここで待っていたほうがいいだろう、と思いながらも、それを許せない自分がいる…という感じですね!





ほう……演出が変わるだけ…ですかね?とくに不都合がないなら、戦闘を見守ってくれていたほうが勝利の女神感あってなんかこう、加護が得られそう(?





そうですね! 現時点では、そばに控えているというだけですね!





ほう……まぁ、あれだ、祈雨が勝ったら朽木さんの脛を蹴る程度は許されるんじゃないかな!() 光属性の返答はたくさん用意してるので(?)どんな感じでついてきてもらっても…大丈夫です!





ふふ 蹴っ飛ばす……www(ちなみにですが、朽木はぷしゅけなので戦闘後にとどめを刺しても生き返ります。ので割とその辺は好きに遠慮なくやってくれてOKでっす!)





……うちは


と絞り出すように呟く。



……弱い、し、ついて行っても、足手まといになるだけだと思う。だから、わかってる。ほんとは行かないほうがいいって





……だけど、やっぱここで待ってるだけとかは、……やだ


と言ってから、



ごめん


と呟く。そして、あなたを見上げる。
表情には自己嫌悪がにじんでいるが、その目は揺らがない。



……そうですか


その真剣な表情に、僅かながら微笑みを浮かべ答える。



あなたがよく考え、そして出した結論ならば、謝る必要などありません。神のみぞ知る答え、というものでしょう


納得したように頷き、



そして何より私は……足手まとい、だなどとは、一言も言っておりませんよ





……!


少し驚いた顔をして、俯き



……ありがと


と小さくつぶやく。
口元には小さな笑みを浮かべているものの、その表情は見えない。
そしてややあってから顔を上げる。何かを押し込めたように笑った。



うちも、一発は殴っとかないと気が済まないし!


と明るい声を上げた。



その意気です


と明るさを取り戻した緋奈子ちゃんに応える。



……そもそも、蛇には足も手もございませんから、ね。なんて


と冗談を呟き、襖を開く。
相手方は、丁寧にも神社の入り口付近でこちらを待っているようだった……
緋奈子はその背中を少し見つめ、己の武器を確かめ、それから後に続いた。
神社の入り口付近では、自然体の朽木が立っている。
姿が見える位置まで行けば、まるで友人にするかのような気安さで片手をあげた。



よォ。また邪魔するぜ





以前参拝はお断りしたはずですが、全く文字通りの邪魔ですね





ははっ!相変わらずつれねェなぁ。なぁに、ちょいと引き取りに来ただけだ。渡してくれるってんなら、別にこれ以上邪魔はしねェんだがな?


とくつくつと冗談めかして笑う。
しかし答えはわかっているとでもいうように、ちらりとあなたを見た。



残念ながら、人の道を逸れた者に祈雨が掛ける言葉はありません。ゆめ忘るな、私とお前では、もはや対等な取引相手にすらならないことをな


次第に語尾が強くなり、いつの間にか空の雲行きは怪しくなっていた。
その言葉に、口角を吊り上げる。



……いいな。そうこなくちゃあ、つまらねェ





知ってるか?廻鴉の基本的な考え方は“生き残ること”だ。懐かしいな。口をすっぱくしていわれたもんだよ。俺もそういうモンだと思ってたが……





とんでもねぇな。簡単に死なない体になったせいかもしれねぇが……、今じゃそんなつまらん生は灰にでもなったほうがマシだとすら思う。アンタは面白そうだ。実にな。だから楽しみだったんだよ


刀に手をかける。



生憎、つられて笑むほど“私”は死合に昂ずる性格ではないが……


一歩踏み出すとその装束は魔法のそれに変わる。



永劫回帰の体現であるこの大蛇が、まことの魔法を見せてやろう





大法典が龍種、祈雨昏水都早社宮司……参る!





あァ、楽しみにしてるぜ?アンタの魔法とやらをな!


手を天にかざせば、渦巻く暗雲は一息に霧散する。空は青く、澄み渡る。凪いだ水面に降り立つ。……その覚悟、その矜持は揺るぎもせず!



ひゅうう!!!かっこいい!


では、二人のやり取りをじっと沈黙して見つめていた緋奈子も、呪圏に巻き込まれるようにしてその場に降り立った。
だが、立会人とも言えない、しかしそこには居るというような、不安定な揺らぎを感じる。



……!


驚いてあたりを見渡し、それから視線をあなたに移す。
拳を握りしめ、目を逸らすまいとするかのようにしてじっと見つめている。



第二の家です、ようこそ(?)心象世界だし、家みたいなもの…だよな…





祈雨様第2の家にお邪魔してしまったぜ!!


その存在にようやく気付いたように朽木は



ああ、なんだ。そいつもいたのか


と嗤った。



良く来れたもんだな。自分の無力さは、自分がよくわかってるだろうに


どこか憐れみを含んだ声。



ほう、気に掛かるか?


とこちらは挑発のように微笑む。



知らぬようだな、朱華緋奈子と言う人間が”何にも縛られずに、自分の意志で”行動をした時どれほどの力を発揮するのか





精々、寝首を掻かれぬよう注意することだな


と、手をかざし、戦闘の構えを取る。
朽木の言葉に一瞬たじろいだ緋奈子だったが、彼の言葉に顔を上げる。
そして苦笑をこぼした。



ちょっと、買いかぶりすぎじゃん?


と笑いながら、改めて真っ直ぐ見る。



そうだよ。うちは弱い。でもそうやって、だから行っても仕方ないとか自分を納得させて安全なところで布団かぶってるよりは、馬鹿だと思っててもやりたいようにやるほうが、性に合ってるんだよね





……ふん。まァ、どうでもいいがな


と、興味なさそうに吐き捨て、朽木も構える……



それでは、戦闘開始です!





はい!





ふぅ(こう、主人公属性な緋奈子ちゃんが好きだ)





なんか吹っ切れたみたいです!!
へへ……嬉しさ…… 祈雨様に背中を押してもらったから、顔を上げられたんだろうなぁ……





主格のNPCを持ち上げるRPはもともと好きなんですけど、祈雨丸との親和性……緋奈子ちゃんを持ち上げるの楽しいし、可愛い……へへ
かっこよく見守っててくれよな……へへ





へへ…かっこよく見守ります……!そして、予想以上になんだか盛り上げてくれたのでなんかもしかしたら考えるかもしれない…………などと





ほう……!?なんだ…なんだ……!?





いや、予定はしてなかったんだけど、なんか、こう、こんなに背中を押してくれたら、ね!?みたいな! あ、もちろんPCを食うようなアレではないのでそこはご安心を!!





ふふ……
大歓迎ですよ……共闘(フレーバー可能)しよ……!





へへ……!!


背景画像
NEO HIMEISM 様
https://neo-himeism.net/
