夏祭りも終わった夜。
人気のなくなった公園に、二人はいた。
例の子供の神隠しが多く起きている場所だ。
夏祭りも終わった夜。
人気のなくなった公園に、二人はいた。
例の子供の神隠しが多く起きている場所だ。
そして、二人に背を向ける形で一人の少女がポツンと立っていた。
姿かたちは高島由香とうり二つだが、彼女から漂ってくる気配は、人のそれではない。二人の手元から、回収した断章がふわりと浮き上がり、彼女のもとへ集まる。



みんな、楽しいことしてただけだよ?みんな笑ってたよ?あの子だって……
あの子だって、お母さんと会いたいって言ってたよ?だからあわせてあげただけなのに





何がダメだったの……?





……っ





だって、嘘でしょ。そんなの





……!





紛い物の、”母親の形だけしたもの”。そんなの、嘘じゃん。鏡に向かって一人芝居してるのと、一緒。
ただの虚像。そんなものを見たって、誰も嬉しくないでしょ。
そんなことも理解できないなんて、禁書ってそんな程度のもんなんだねぇ





煽ってる





……そうだよ。もう一度会いたいって言う気持ちはすごくわかる。でも、それらしく作ったヒトを見せられても、きっと悲しくなるだけ。だって、その人じゃないんだもの





知らない……。わかんないよ!ボクは皆に楽しんでもらいたいだけ!その楽しかった記憶をおすそ分けしてほしいだけだもん!
一番楽しかった思い出をもらってるだけ!それがボクと遊んだ時じゃなかったなんて、それじゃあどうして楽しんでもらえなかったんだろう‥‥?わかんないよ…!!





は、やっぱりお前も自分のことだけなんだねぇ。”皆に楽しんでもらいたい”?そんなのただの後付けでしょ。
お前は、ただ自分が楽しんで、自分を満たしたいだけでしょ。それで一番じゃないからって癇癪起こして。ほんと、偽善的で、低能





馬鹿にした眼で見ている。





あ、相変わらず容赦ないなぁ……





うるさいなぁ……!うるさい!うるさい!!





聞こえる?司書の琥珀よ!





と、そこに通信が入ります!





遅ればせながらだけど、この件の編纂準備の担当してるわ。よろしく!
早速だけど、編纂準備完了!いつでも編纂開始可能よ!





はいはい。こっちもいつでもいいよぉ





はい……!お願いします!





それじゃあ、編纂開始!


琥珀の合図とともに、足元に巨大な本が口を開く。
そして魔法陣がかがやき、その本はその場にいる全員を飲み込み、閉じた。



それでは


CLIMAX
<劫火の血刀>桐嶋 灼刃
<凍鶴の眼>一条 雪那
VS
禁書《無垢なる花の祈り》
編纂開始



<劫火の血刀>、その歪んだ<想い>、<祈り>ごと、<花>弁のように、バラバラにするよぉ!!!





盛り込みました。





『凍鶴の眼』……。終わらせます!





・・・・・・・
雪那ちゃんからでといいたい顔(※回らずに終わりそうで)





ふふふ
ではどうぞ!





でもここで(?????)って気もし(悩む)
あーーー
うーーーん





がんばれがんばれ





いいや、桐嶋行こう





おっ どうぞ!


第1ラウンド
先攻:『劫火の血刀』桐嶋 灼刃
魔素獲得
召喚ステップ



では 魔素・・・
・・・・・・・・・追伸に歌をチャージしつつ(もうはいるとこあんまない





魔素飽和





成長(召喚)





2D6>=5 成長
→ 2[1,1] → ファンブル
→ 星の魔素2が発生





??





幸運





???





はい!!





幸運ーーーーーーーーーーー





笑った。





っ!!桐嶋さん!





笑ったわwwwww
本セッション2回目のファンブルです!!
GMとPL1回ずつでなかよし~~!!!(????





なかよし~~~~~!!(???)





雪那の魔力が、ファンブルの因果を捻じ曲げて幸運を引き寄せる!!
振り直しドウゾ!





・・・・・・!





2D6>=5
→ 9[4,5] → 成功





ヨカッタ





よしよし!
ヨカッタ
雪那も役に立った





・・・役に立たないとか、嘘じゃん





ふぅ……





振り返らず手ひらひらだけする





!





こっちもぐっとサムズアップしておく





あーあ、これは、ちょっとは頑張らないとねぇ





とか精霊に言い・・・





行くよ





と成長!騎士チェンジ!





ではこっちは精霊召喚!





2d6>=5 精霊召喚
→ 9[4,5] → 成功





良い出目である。





来た





花の精霊がふわりと舞い降りた!





まけない…!





では攻撃ステップどうぞ!





2D6>=5 衝動!
→ 5[2,3] → 成功





ふーーー





ギリギリで攻めてくる





騎士は桐嶋の力を受け取る。いつもとは違う、落ち着いた魔力の流れ!





ひゅー!





あ





ん?





そういえば真の姿とかやってないな(忘れそう





おっと
どうぞ!!





ちなみに攻撃強化です





へへへっ (いやなよかんである)





わあ なにもかんがえてない
描写等今度考えますね(ふるえ)
真の姿の。





うぃっす!





・・・・・・俺には壊す力しかない。けど、
壊すことで、誰かを傷つけなくて済むなら、それは





”守る”ってことになる・・・・・・かな





と精霊(騎士)のほうを見る。
騎士は少し驚いた様子で、けれど、微笑んで、しっかりと頷く。





・・・・・・そっか。・・・・・・それじゃあ、全力で行くよォ!!





ということで真の姿解放!





はい!





血濡れた刃・・・かな・・・・・・ なんかこう、赤い包帯で剣が巻き付いてて、同化してるような(ふわ)
真っ赤な剣は、炎を纏っている。
以上!(今度考える)





はい!
桐嶋さんの攻撃ステップか。


【桐嶋 灼刃の攻撃プロット】
1
3
5
【禁書《無垢なる花の祈り》の防御プロット】
5
4
0(4,5の集中防御)



ふええ





2+2+1?ブーストしようかしら





どうぞ!





1D6
→ 1





2+2+1+1=6





ふええ
花の精霊で2点受けます。





バイバイ精霊





魔力;8→4





・・・はっ!!弱いねぇ





ううう……!





よしよし
防御プロットする





はーい!
あ
待って、まずこちら、落書を使用。





おいでおいで





効果は、蔵書を未収得の状態にして、その分だけレベル2以上の元型を召喚。





以下!





以下だ!!!





焦ったわ。





ヤバい強い魔法にしてしまうところだった





2d6>=5 落書!!
→ 8[4,4] → 成功
→ 歌の魔素2が発生





魔素飽和してんな……





ぞろ目多いな





よし。それでは
縛魂と精霊召喚を未修得にする。





えぐい





そして、戦車と騎士を召喚します!
祈りの戦車と祈りの騎士が召喚されました!


【禁書《無垢なる花の祈り》の攻撃プロット】
1
6
3
【桐嶋 灼刃の防御プロット】
4
6
3



1D6 雪那ちゃんのぶん
→ 5





やっぱり苦手やな……





ふふ





ブースト振ります!





1d6 騎士のブースト
→ 6





とおった





とおった





では、1と6が通って、追加ダメージ乗って3点!





受けますね!





魔力:6→3





フフ
あ
うーーん





はい!雪那も受けます。6→5。ん?





契約してもいいかなと思ったんだよな





おっ





1と6かあ・・・
悩む





霊化もあるからね!





ふーむ
んん
では・・・
ここでは、契約しておこうかな・・・





おっ どうぞ!





霊化は召喚ステップだものな





確かに。(うっかり)
霊化を使い慣れていないGM





契約の相手は・・・(せっかくなので)雪那ちゃんでいこうかしら





おぅけいおぅけい!





初期アンカーとかと迷いつつ願い叶えたい欲が(我欲)





ふふふwwwwどうぞ!!!





・・・雪那





え?……えぇ!?





なん……はい!なんでしょうか!?





びっくりしすぎて声が裏返っている





ちょっと力、貸して。願い叶えるから





と雪那ちゃんと対照的にわりと淡々としている。
集中しているので無意識でした





願い……?あっ





アンカーが結ばれてることに気が付く。その属性まではわからないよ!





(・∀・)フフ





えーと、えーと……と、突然言われても……あ、じゃ、じゃあ!
『終わったら一緒にクレープ屋さんに行きたい』で!お願いします!





かわいい(かわいい)





咄嗟に思いついたのがそれだったようだ!





(アルさんみたいに、もっとかっこいい願いにすればよかったかな……。うぅ……恰好つかないな……)





・・・・・・何ソレ、なんでも叶えるって言ってんのに、無欲だねぇ





急に言われたら、それくらいしか……!





・・・ん、わかった。オススメって言ってたとこ、教えてよ。・・・・・・今度いこ





! はいっ!





よーーーーーし





どうぞ!





2B6 契約
→ 4,5





><





><





うちの雪那がすみません……





どうするかな・・・(そんな予感はしていた)





そんな予感はしていた





幸運(残1)するか悩んでいる





おっ 任せるぞい





ん~~~~~~
使うか・・・・





どぞっ!





2B6
→ 3,6





6きた





漸く一つ止めた!!!!





はーーーーよかった!!!





2点ですね!





あ、と、う、とあー!





何やってんの・・・・・・





うぅ……立会、苦手みたいです………
アルさんみたいにカッコよくやれたらいいのに…………





・・・そ、じゃ、次よろしく





は、はい!!





雪那のRPはわたしがやりますが、ダイスや行動の選択は任せます!
ではまずは魔素一個ゲットして召喚ステップどぞ!





えーと支援に入れておきつつ・・・騎士召喚かな





どぞっ!





2D6>=5 騎士召喚
→ 8[2,6] → 成功





それでは、着流しに刀を携えた静寂の騎士が現れます。
こちらは召喚できるものはないのでOK!
そちらの攻撃ステップどうぞ!


【一条 雪那(PL操作)の攻撃プロット】
1
3
5
【禁書《無垢なる花の祈り》の防御プロット】
2
4
6



?





?





ブーストします





びっくりしたわ
どうぞ!?





1D6
→ 1





はー





?





?





祈りの戦車でブロックします!!!
2点戦車でブロック!ブーストしようかな?





1d6 騎士防御ブースト!
→ 3





一個くらいは防いだ!!!





お





では2点を戦車で受けるので、2点くらいます!





OK





雪那が手を掲げると、周りにつららがぱきぱきと生み出され、弾丸のように禁書を貫く!
戦車が防ぐも粉々に砕け、禁書もダメージを負う。





もうちょい





魔力:4→2





…‥っよし!





ふうん、まあまあじゃん


【禁書《無垢なる花の祈り》の防御プロット】
1
4
5
【一条雪那(PL操作)の防御プロット】
1
4
5



?????
まって





?





どういうことなの





桐嶋の分振りますね?????????





1D6 → 5





えっと
うん!
防御成功だね!?





・・・・・・・・桐嶋で1個防いだことにしよ~~(???





演出しちゃって~~~~!!!!(やけくそ
舞い散る花弁がナイフのようにして雪那を襲う!





…‥っ!





では、・・・そうだな、雪那ちゃんに向かってくる攻撃の軌道を<自由>に変えて、自らの剣で斬る。





・・・しっかり前、見てなよぉ





あ……!ありがとうございます!





くやしいので妖花打ちますね!!!





2d6>=5 妖花!!
→ 6[1,5] → 成功





よしよし。
元型の数だけ相手にダメージ、なので1点!
指定特技は花。抵抗するのであれば、静寂から+4が一番近いかな!





OK





2D6>=9 静寂抵抗
→ 11[5,6] → 成功





ドヤァ





出目いいね……!?





ふふ
雪那ちゃんすごいね(????
せんぱいだもんな





……届かないよ





静かに言うと、静寂が花をつつんで凍らせ、落とす。





センパイですから!





~~~!





かわいそうになってきた・・・(?





こちらのステップは終了!だ!!





酷いお……





代表交代!





次、お願いします!桐嶋さん!





はいはい、次で決めるよ





ハイタッチ・・・ じゃなくてこう、バトンタッチみたいなことしとこ(言葉がでてこなかった





ぱちん!





では召喚ステップからどうぞ!





霊化?かな





おっ どぞどぞ!
(こいつオーバーキルねらってきてるぞ)





^^
ここは・・・
なやむ





^^
あっ ちなみに霊化だと運命の値は上がらないから注意ですぞ





そうそう
あーーーうーーん
あ~~~~ はい
では





はい





祐樹くん呼びます。





おっ





魔剣で。





了解です!!(オーバーキル狙ってきてやがるぞ)





怒りの魔剣で。^^





いいね……!!!!!では演出お願いします!





声かければいいの!?(????





そうそう!





・・・・・・ねえ





と病院に居るであろう祐樹くんに声かけ!





……?だれ……?





揺蕩う意識の中では誰かわからん





はいはい、偽善者偽善者





酷いな・・・(ひどいな





……な、なんだよ





小学2年生だから言葉の意味はいまいちわからないけど、馬鹿にされてるのはわかった





お前、姉・・・あー、妹ってことにしてるんだっけ。妹守りたいんでしょ。
力があれば守れるって





……うん





チャンスをあげるよ。あの子を助けられる力を与えてあげる。
だから、証明してよ





力で誰かを守れるって





……おまえが、何を言ってるのか、よくわからないけど……。わかった





ん、いいね。・・・・・・しっかり見ててあげるからねぇ





僕は力が欲しい。護るための力が!借りものじゃなくて、僕自身の力を、守るための力を!だからおまえに貸してやる!


祐樹の思いが剣となり、桐嶋の背後に突き立った!



上出来





と言ってその剣を抜こう





しゅき





しゅき





たのしくなかったの?うれしくなかったの?せっかくいろいろやってあげたのに!!





よ~~し
・・・・・・・
召喚ステップはとりあえず終わりかな!





hai!足掻くか。
こちら、召喚ステップで妖花を使用します!





><
花だよね





2d6>=5 妖花!!花だよ!!
→ 6[3,3] → 成功
→ 力の魔素2が発生





ほんとゾロ目率やばいな??





血から+1なんだ





はっはっは
コイヤ―!





2D6>=6
→ 9[3,6] → 成功





><





うむ
OKOK





ちくしょー!かっこいい演出ください!!





叩きのめすからね?^^





よろこんでもらいたかっただけなのにー!





邪魔だよ





と花を魔剣で散らす。赤い花だったかもしれない。それは牡丹の花弁のように・・・・・・?





うっ





……





目をそらさない。しっかりと見つめる。





つよくなった・・・





よし





よし





まず衝動ですが





ウン





支援ください(1回も使ってない)





はっはっは!桐嶋さんの出目がいいから……





よし





2D6+1>=5 衝動
→ 12[6,6]+1 → 13
→ スペシャル(魔力1D6点か変調1つ回復)
→ 闇の魔素2が発生





?????





ふぁ





??????





ふぁ、ふぁー





ま まりょくかいふくするね





う、ウン





1D6 → 5





??





ワァ





つやつやじゃん





全快だァ





元気だよォ
・・・・・・えっと





桐嶋さん!お願いします!





と雪那の支援が飛ぶのでいい感じにキャッチしてください!





衝動は魔剣祐樹君に使うね?





ハァイ





ん、ありがと





えっと 桐嶋が魔剣を持ってるほうに手の周りにふわふわと浮かんだ!(手があいてないことに気が付く





二刀流だった





さて、ついでにお前にもう少し力を貸してあげるねぇ。ツケってことで





いちいちむかつくな~!わかったよ!





にゃるんと笑っている桐嶋。面白いオモチャを見つけた。





アカン()





属性は支配(????





ふふふwww





よ~~~~し


【桐嶋 灼刃の攻撃プロット】
2
4
6
【禁書《無垢なる花の祈り》の防御プロット】
2
6
0(2と6の集中防御)



ブーストします





どうぞ!!!





1D6 → 1





最後の最後で割と止めたけど止まらん!!!





2点+追加ダメ4点+攻撃強化+1点





フフッ





フフ





飛んだオーバーキルだぜ……
1点を騎士で受けるけど!!
とどめ描写ください!!





知ってた(なにがあっても普通に通るよな~って思ってた


では、自分の剣をまず握り、祈りの騎士を薙ぎ払う。これで道を塞ぐものは居ない。



あ、あ、あ……!!


そして、その剣はそのまま投げ捨て、
しっかりと<怒りの魔剣>を握る。



・・・・・・行くよ





……うん!


騎士が先導して、相手の足元を切りつける。
禁書はぐらりとバランスを崩し、そして



裂けろ


と。 今はいつもの灼けるような熱さはない。
ただ、真っ直ぐ禁書を見つめるだけ。
一筋の剣撃。
禁書は、綺麗に真っ二つに裂ける。



あ、あ、ああああ、あああ!!





断末魔とともに、禁書は落ちる……





ありがとうございました!!





では、さいごにちょっとだけ





は~~ありがとうございました





お





由香の姿は、ぱきぱきとひびが入っていく。
呆然として、泣きそうになりながら、禁書はつぶやく。





ぼくは、みんなと遊びたかったの。
みんなと遊んだ記憶が欲しかったの……
みんな、みんな、笑ってた。あの子以外は、楽しいって言ってたの
どうすれば、あの子は笑ってくれたのかな。
楽しいって、言ってくれたのかな…
わかんない……。
ぼく、もうわかんないよ……





その言葉を最後に、由香の体は砕け散りました。





編纂終了。お疲れさまでした!!





おつかれさまでした!!!


