――DAY 1――



2号室の、
鍵……?!





お前の部屋の鍵が、なぜそんなところに置かれていた?!





ほらな。
どうでも良くなっただろ?


――DAY 1――
朝


??

DUMMY

DUMMY
夜

DUMMY

SPARE



せっ……説明しろ!





ただ鍵をそこに放置していたなどということもないだろう





何故だ……?
物凄く、嫌な予感がする





そう、気構えるなよ





……吸うのを止めろ





ああ、悪かったな





情報屋ってのはいつも綱渡りの仕事でな。どうしても、細かい知識を身につけることになる





例えば、煙草の煙一つでも風向きや湿度を読むことができるのさ





……それが?





気づいてなかったのか?
雪、止んできてるぜ?





!





それがどうしたというんだ





今のお前にはもう関係のない話だ





どういう意味だ?





火から炎へ、気づかずに飛び込んだのはお前だってことさ





なっ……炎?





予備動作もなしに呪文を発動させたのか……?





しかし、この程度ならすぐに対処できる……





[Power Drain]





チッ!





魔力を少し奪われたか……





だが、この程度で……





[Power Drain]





なっ……?!





うぐっ……





力が……抜け、る……





炎もアダムスキーの呪文も目くらまし、本命はこちらを成功させるためだったか!





だが……っ





だ、
誰だぁあ?!





アダムスキー・アバルキン……
お前に味方など……





いるぜ? ここに





――――俺がな


