彼女が、最悪銃でも取り出しそうな言い方をする。猟師か!!
それなので、俺は必死にいやいや! と必死に手を振ったものの、赤ずきんは構わず子供達に話しかけた。



わー!





キャー!





元気だねーでも、ちょっと元気すぎる……かな?





ちょっと大人しくしてもらおうか


彼女が、最悪銃でも取り出しそうな言い方をする。猟師か!!
それなので、俺は必死にいやいや! と必死に手を振ったものの、赤ずきんは構わず子供達に話しかけた。



ねぇねぇ、お姉ちゃんも一緒に遊びたいな!





遊ぶんかい!!





良いよー





お姉ちゃんも遊ぼ!





それじゃあ、一緒にしりとりやらない?


赤ずきんの発言に、子供達は最初は驚いたものの、すぐに笑顔になり、二人共声を揃えて、「いいよ!」と答えた。
成程、確かにしりとりだったらなるべく静かに出来そうだからな。



じゃあ、しりとりからスタートね


~数分後~



れきし! お姉ちゃん





よっせい、レジよろしくね





はい、いらっしゃいませー!





お姉ちゃん、しだよ、し!!





え、う、うーん。しめじ!





しめじ? しめじなんて買ってないけど?





あ、あの~これはですね





お姉ちゃん、次はめいしだって!





えーっと……しゅ、しゅんぎく!





春菊も入れてないけどねぇ……


この後、俺がオカミさんに事情を話して納得はしてもらえたものの、赤ずきんにはかなり堪えたらしい。
子供達に、「バイバーイ!」と手を振られると、



いらっしゃいませ!!


と、笑顔で手を振ってしまい、お客様方に不安がられていた。



店長、今週の休み遊びました?





ん~ずっと寝てた、かなぁ


