気まずい空気を切るように太郎が謝った



ふ〜、、
皆、無事にお家に帰って来れてよかったね





太郎にも驚かされたけど、、
アンタが一番衝撃的だったわよ夜太、、





?





お父さん、お母さん、、ゴメンなさい、、、
迷惑かけちゃって、、


気まずい空気を切るように太郎が謝った



いいんだよ、太郎が無事だったから
ね?彩?





そうね、無事だったから、良しとしましょう!
さて、2人共、その、ビシャビシャの服と体をなんとかしてきてもらえる?
私、夕食の用意するから


元気よく、家に入っていく、彩



動いたら、お腹空いたね、太郎





そうだね、お父さん!


たわいもない会話をしていると
ふと、夜太は近付いて来た、人間に気付く



あららら、、、案外早い再会になったね、明師





すまんな、急ぎの用になってな





参ったね、、幸せに家族の営みをしていたのに、、





こんにちわ!太郎です!


太郎が、重い雰囲気を切るように、明師に挨拶をした



夜太、、、





うん、僕と彩の子だよ
太郎、挨拶出来て偉いね





良い目をしているな、太郎とやら
私は明師(メイシ)と言う
今日はお前の父親に用があってな、、、


明師が説明をしようと話し始めたが



ちょっと夜太ぁ!!
太郎に風邪ひかせたら、ぶち殺すわよーー!!


彩の怒鳴り声が割って入るが、彩は明師を見て驚いた



あら、久しぶりね!明師さん!お茶でも出すから入っていきなさいよ!!





夜太、、、どうする、、、





うん、、、
帰れなくなっちゃったね、明師、、





?





だから、彩は苦手なのだ、、、
まったく、、、





まぁまぁ、、、
じゃどうぞ、入って明師


夜太に案内されるがまま、明師は家に案内される
後ろから何もわからない太郎が夜太達の後ろを付いていったのだった
