ダンナと子どもを送り出し、
テレビを観ながらコーヒータイム。
その時…
ダンナと子どもを送り出し、
テレビを観ながらコーヒータイム。
その時…
ガチャ…



あ、忙しそうね。


バタン…
姑が、チラッと覗いて去って行った。



えーと、嫌味かな。


仕方なく、お義母さんのいる部屋に行く。



何か、ご用でしたか?





いらない書類と
必要な書類を分けたいんだけど
目が見えなくて、読めないのよ。


渡されたのは、2つの紙袋。
中身は銀行やら証券会社からの郵便物だ。
部屋に持ち帰り仕分けをはじめてみた。
ほとんどが5〜6年以上前の郵便物ばかりだった。
当時の明細報告がほとんどで
証書があれば、捨ててもいい物ばかりだった。



あら、早かったわね。





はい、全部いりません。





!!!





・・・・・





あなたは、これから私に代わって
家のことを管理しなければ
ならないんだけど
全部、本当に目を通してくれた?
大丈夫?





はい、大丈夫ですよ。
捨ててください。





ありがとう、忙しいのに
悪かったわね。


((( 揺らぐ信頼関係 )))
そして、また来年も嫁と姑で
同じ会話が繰り返される。
