姿を現した断章<残月は、一瞬で緋奈子に憑依。そして炎を巻き上げ、その場から逃亡した。
祈雨丸は為す術なくそれを見送り、しかし緋奈子の落としていった簪を見つける。
それを拾い上げたその時。
そこに残されていた断章の魔法の残滓【幸運】、そして“誰かの記憶”があなたの脳裏に過った。
ひどく穏やかなその光景に戸惑いを覚えつつ、祈雨丸は遠雷を背に社へと戻っていった――。
姿を現した断章<残月は、一瞬で緋奈子に憑依。そして炎を巻き上げ、その場から逃亡した。
祈雨丸は為す術なくそれを見送り、しかし緋奈子の落としていった簪を見つける。
それを拾い上げたその時。
そこに残されていた断章の魔法の残滓【幸運】、そして“誰かの記憶”があなたの脳裏に過った。
ひどく穏やかなその光景に戸惑いを覚えつつ、祈雨丸は遠雷を背に社へと戻っていった――。



と言ったところでしたね!





でした!





それでは、第三サイクルから再開としましょう!


第三サイクル



残る調査対象は、舞扇or朽木です。
ゾーキングはご自由に!HOに出ていない人や場所に行くことも可能です。
ただ、このシナリオはゾーキング必須ではありませんので、お気軽に~!RP優先で考えてもらってOKです!





了解です! とはいえ、悩みどころ……
ゾーキングと言うか、言えない情報であれば答えなくても大丈夫なのですが、舞扇は情報としてはプライズ的なものかと思うのですが……
これは、いま騒動の渦中にある朱華家にあると言う事でよろしいでしょうか?





舞扇の実物は、今朱華家にはありません。
んんんんんんんん‥‥‥‥‥‥いや、今の時点でGMから言えるのはここまでかな……。もうちょっというと、改ざんされていた事実とは『緋奈子が襲撃をした張本人である』という点である。ということかな……





なるほど……





これは独り言だけど、改竄されているのが『緋奈子ちゃんが主犯』ということなら、舞扇は緋奈子ちゃんが奪い持っているところだろうが『舞扇を完全な形で取り返さなければ』と【秘密】にあるから、うーん、何らかの原因があってばらばらになっているとか…?
HOは順に開けたい気持ちはあるけれど、舞扇の調査RPがかなり難航している……





実物を目の前に調査をする必要はないですよ……!概念でOK。あるいは、舞扇を調査する動機付けをしたいようであれば、舞扇に矛先を向けるためのゾーキングをするのでもOK





ふむむ……





特に何も決めずにRPを初めて、
シーンの中で対象を決めてるのでも私はOKですし!





ふふ、RPしたい相手が登場不可の状態なのでどうしたものか……





ちょっと彼女は今逃げ隠れ状態なのでね……すまんね……





うーーーん、よし、朱華の家に行きます。





お、了解です!





四ツ目町と朱華の家はちょっと離れてるとか第一話で言った気がしますが!魔法門(どこでもどあ)があるので
緋奈子ちゃんのお見送りで、まったく来たことがない土地というわけではない…と思うし!





お見送りしてもらっていた!!
そうですね、朱華の家に実際に入ったことは無いかもしれませんが、場所はわかってOKです。





了解、一般人(和服だけど)に偽装して近くまで寄りましょう。
というか、何気なくその家の周辺で何かしら噂が立っていないかを確認…
魔法使い補正で、敷地内の会話も拾える力はあるはず。舞扇が紛失した…奪われた…という会話を拾いたい。





ちなみに、朱華家は郊外にある大きな屋敷です。めちゃくちゃデカい!と言うほどではないですが、地元では『あの大きな家』と言えば通じるような雰囲気とでも言いましょうか。





では、地元の人からでも良いので、その大きな屋敷の蔵に泥棒が入ったみたいな噂を耳にしたいですね!





ほうほう、なるほど……!では、


祈雨丸は件の朱華家の近くに来たが、表立って殺気立っているほどの様子は見られない。
ただ敷地内の気配を探ってみれば、それがあわただしいものであったり、どこか警戒心の強いものである、ということは感じ取れた。



その気配を探る祈雨様に……そうだな、近所のうわさ好きのおばさまが話しかけてくる…





あら!朱華さんの家に用事かしら?





近所のうわさ好きのおばさまです!
そしてシーン表を振ってもらうのをすっかり忘れていたことに気が付くこのGM





(確かに)(おばさまと話し終えたら振りましょうか…)





(お願いしましゅ……!)





おや、こんにちは。……いえ、大きなお屋敷だと思いまして。しかし、いやに静かですね。御不在なのでしょうか





ねぇ、大きいお屋敷よねぇ!でも家主の方々も気持ちの良い方でねぇ!
不在じゃないと思うわよぉ? さっき回覧板を持っていったら受け取ってもらえたから。
ああ、でもなんだか急いでいた様子ねぇ。何かあったのかしら?





そうでしたか……では。お急ぎの所尋ねるほどの用事ではありませんので、また伺うことにいたしましょう。御親切に、ありがとうございます





丁寧に頭を下げる。
神主スマイル(別名:爬虫類好き判定機)をくらえ





いえいえ、いいのよぉ!それにしてもあんた男前ねぇ!!





とか言ってる。多分爬虫類割と好き





やったぜ





わたしがやるとモブの皆さんが爬虫類好き確率が高くなる……()





(ちょっと驚いたけど優しく微笑んで)ありがとうございます、親切な御婦人。あなたの溌剌とした笑顔も素敵ですよ(※人間可愛い)





ま~~~!こんなおばさんを口説こうだなんて!!でもありがとねッ!





あらやだー!ってやってる





はー人間可愛い……この御婦人に幸多からん事を…って感じの微笑みで見ています……





ふふwww





ふむ、どうしようかな……
とりあえず、おばさまとは別れましょう。軽く加護を送っておいた……





フフwww まぁ魔法的フレーバーの使い方もお任せしま!す!ので! とりあえずシーン表を振ってみて、そこから考えてもいいですし……お任せッ! 如何様にも!
加護を受け取った……!おばさんは上機嫌で去っていった。





一先ず、シーン表は振るんだ…!振りたいです! この辺まで来れば朱華家の敷地に潜入は出来る、は、ず……





大判シーン表(2)
ここではないどこか。魔法の力が満ちた異境の一つへ、一瞬だけ旅をする。そのシーンに星の魔素が1点発生する。





しんひょ????





ほう……!
祈雨様、一瞬異境へ行くの巻
シーン表だから出目は関係ないね!!!





ふふ、では……





……ふむ、やはり忍の一族。外で波立つような噂はないか……ならば


と、誰も祈雨丸を見ていないその一瞬で
ノイズにも似た雨の音を一瞬だけ響かせ、
祈雨丸はその場から姿を消す。
彼の立っていた場所に、小さな水たまりを残して。
そして至るは異境、



ここで漂っていた星の魔素を蔵書(騎士召喚)に込めまして





ちなみに、朱華家の敷地内、更には普段舞扇が保管されていると仮定する宝物庫に転移っぽく入ることは大丈夫ですかね?舞扇の概念調査したいだけなのですが!





ほうほう、なるほど!いいですよ!





ありがとうございます!





(さて、ここより通ずるは”朱華の宝物庫”。我は龍種。宝の番人なれば、その資格もありなむ。いと易く、その宝殿まで案内せよ)


異境の中で、何もない空間に手をかざす。
すると、扉が出現し……
通り抜けるとそこは無人の、朱華の宝物庫。



なんですよ(なんですよ)





ひゅう……!!
では、祈雨様のその言葉に頭を垂れるかのようにして、空間は通じる。


足を踏み入れたそこは、神社の宝物庫よりも幾分質素な蔵の中だった。
美しい着物が目を引くが、祈雨様の目にはそれ以外には大したものはないとわかる。
少し埃っぽく、しかしどこか暖かいような雰囲気。
高価なものはないが、どれも大切にされていることはわかる。
ただの蔵だが、そこに漂うものはあの少女をどこか思い起こさせるものでもあった。



ふむ…。じっとその場所を見回し苦笑する。





……。……まさか、彼女の気持ちを知る日が来ようとは





ふふwww





そして、おそらく『そこに舞扇があっただろう』空間を見つけたいですね……概念的な感じで理解したい……





そうですね……では





その一番奥。祭壇のようにも見える場所に、祈雨様は目を吸い寄せられる。
今は何もないそこ。だが、確実に何かがおさまっていたことは確かです。
そして、その周りの雰囲気が明らかに他と違うことも気が付くでしょう!





ありがとうございます! では、それを見つけて、歩み寄る。





主なき台座の虚しき事





と零し、そこに手を伸ばす。魔力を介し、台座と、この空間に《眠る》、かつてそこに在った舞扇の概念を読みとります。
《眠り》で調査したいです!





大変良きです……!どうぞ!





眠りを読むぞ





2D6>=5 → 8[2,6] → 8 [成功]





出目も良い!





それでは、祈雨様はこの場に眠る舞扇の残滓、その概念を感じ取る。それは、祈雨様にとってはあまりになじみのあるものであった。
秘密を公開します。


秘密 公開
秘密『舞扇』
舞扇は、禁書《照らす残月》である。
本来の名前は《緋を照らす残月》だったが、今では断章《緋色》が失われている。



ほう……!
良く知ったその感覚に思わず顔をしかめる。





禁書でしたか……
《緋色》が失われている……どういうことだ?





では、その呟くに応える者はなく……そうだな……


その時、祈雨丸の背後から鋭い声がかかった。



何者だ。
そこで何をしている……!


背景画像
NEO HIMEISM 様
https://neo-himeism.net/
