〜第4サイクル(4/8)〜



前回のあらすじ。事件に焚書官がかかわってることがわかりました。あるにい四重苦。





どっきりマスターシーンなどを挟みつつ、焚書官のレイドさんが禁書中毒であることが判明しました。


〜第4サイクル(4/8)〜



よし…… では戦闘の方向ですね……
どんな感じで接触しましょう?





ふむ……カラスを放って、居場所を特定するところから…かな…





居場所…… 特に指定はないので、何もなければ路地裏とかに居ます。都合よく。





それでは、路地裏に……あ、いや、折角なので教会墓地とかにしよう、折角だからかっこいい場所で(?)





かっこいい!! では、教会墓地に佇むレイドさん





久遠さんを引き連れて、教会墓地に辿り着くアル。既に墓地には、偵察のカラスたちがぎゃあぎゃあと主張をしている……





教会では、ミサが(きっと)行われている。礼拝者たちが中に居るのであろう。(きっと)





・・・・・・





大きなため息を吐き、墓地に繋がる鉄柵の扉をキィと開き……





さてと、見つけちゃったな。書籍卿レイド・クルーラー……





・・・・・・大法典の魔法使いか?
・・・・・・ああ、それにお前は





お陰様で、久遠はお前と面識はないよ





やれやれとしつつフレーバー手を差し伸ばし





くく、そうだろうな。中々良い量と質の”記憶”だった





・・・・・・だが、まだ足りない。もっと、もっとだ……





交渉は不可能か。分かってはいたけど、あまり考えたくはなかったかな……





・・・・・・そう、みたいだな





あれほど威勢の良かった者も、記憶がなければ所詮その程度か





と嘲笑っているレイドさん





・・・・・・





ああ、記憶がなければ、恐れもない。それが今の久遠の強みだろう。二度同じ結果になると思うなよ?





さてそれじゃ、予定通りにいこうか。後ろは頼んでいいな、久遠?





・・・・・・恐れ





・・・・・・ああ・・・!





力強く微笑み返し、名乗っていいかな!?





空虚を強みと見るか。……いいだろう。残りの記憶も、全て戴くぞ……!





怜悧なる烏(ベルトランド・デラ・ルナ)……攻勢に転じる。さぁ、相棒の記憶を返してもらおうか!


【断章《Lost》&レイド・クルーラー戦】



呪圏展開もどうぞ!





はい!





手を掲げると、カラスの大群が空を覆い、そのまま烏羽色の夜闇へ。空を染め上げたカラスたちは、そのまま呪圏の中にそびえる針葉樹、あるいはアルフォンソの肩に落ち着く。





この風景を一面に広げるっていうのは……久々だなぁ。はぁ





と溜息を吐き、終了!





レイド・クルーラーは1冊の本を顕現する。がくりと項垂れると様子が変わる





あハハ、記憶を、もっト、もっト……ッ!





こちらも呪圏展開。様々な風景が流れる。まるで切り貼りされた映像のよう。





憑依されてるぅ





・・・・・・っと、<燦然たる悠久の紅鏡>、立ち会い、ます!





ひゅう!燦然……好き





陽光が差し込み登場・・・!緊張している。





グラッツェ、久遠!





一度だけ安心させるように振り返り、あとは真っ直ぐ敵を見据える……


1R
~召喚ステップ・魔素獲得~



闇の魔素を貰い、暗章に。
召喚、魔剣召喚を行います! そして、忘我がはいるのか……





ですね・・・!マイナス2





嵐の魔剣
2D6-2>=5→ 8[3,5]-2 → 6 → 成功





よかった!!!





やったきた!





カラスが一羽呪圏に降り立ち、黒い羽の装飾と、黒曜石で出来たような剣に姿を変えます!





カッコイイ……!





うまくできると、いいけどな…!


~後攻の召喚ステップ~



ではこちらは魔剣召喚チャレンジ





腐敗の魔剣
2D6>=5→ 7[1,6] → 7 → 成功





来よる~!





きた~~





全テ融かしテやル・・・





と、笑っている。ステップ〆!


~攻撃ステップ~



呪文は使えないので、プロットします!





プロット(1,1,1)





プロット(1,2,2,5)





2+1点ですね! わあ~~





魔力5→2





わぁ~~





あれですよ、剣を振ると黒い斬撃が飛ぶんですよ……





かっくいい・・・・


~防御ステップ~



呪毒チャレンジしましゅ





呪毒<腐敗>
2D6>=5→ 6[2,4] → 6 → 成功





抵抗ドウゾ・・・・!





はい!代用だと目標9になるので、魂の特技で判定させていただきます!





ハイ・・・!





魔力8→7





炯眼,この目で見極める!
2D6>=6→ 8[3,5] → 8 → 成功





渡瀬(GM):よかった・・・!





やったー!





では、《Lost》から黒い靄が這い出て、アルにいを覆おうとする、が・・・・!





・・・!





アルのグリーンの目が曇ることなく、腐敗の刻印を読み、魔剣で打ち払う!





全てを見通す《炯眼》を、侮らないでほしいものだな!





・・・よかった





チッ……小癪ナ……!





とは言ったものの、相性は良くないか……いつまでもつか、或いは片付くか……





防御プロット!





プロット(2,3,3,5)





プロット(4)





プロット(2,3,6)





フフww 流石久遠だよ





うん!おしい!





2点!





はい!そのまま食らいます!





《Lost》は黒く錆び付いた魔剣を振り下ろす!





・・・・・・っ





弾こうとするが、やはりうまく届かない。軌道はぶれる。





二つ、黒い斬撃で相殺するも、一撃とその錆により魔力が削られる……!





魔力7→5





……前に出ると、流石に数が多いな





・・・・・・ごめん、立会なのに





はは、気にするなって。俺こそ、守るしか能がないのに止めきれなくて悪い





外して可愛い久遠さん、その4は支援に入れといてください……w





はあい!





・・・いや、アルは十分止めてるよ





・・・・・・次、頑張る、な





ああ、期待してる





こくりと頷き、再び前を見据える……





思ってた以上に、消耗が早いな。やっぱり”向いてない”……早く片づけなきゃな





と内心は焦る


2R
~先攻の召喚ステップ・魔素獲得~



魔素は、力を貰い、魔弾へ 。召喚は、緊急召喚に挑戦





ランダム特技決定表(2,5) → 獣≪血≫





風から数え、8か……忘我が乗って10。これは諦めるしかないな…!そのまま判定します!





はい・・・!忘我が痛い





風で代用
2D6-5>=5→ 7[3,4]-5 → 2 → 失敗





残念……忘我乗った緊急召喚の難しさ





せめてもの抵抗で【魔弾】をしておきます…!





はい・・・!





魔弾 2D6>=5→ 8[3,5] → 8 → 成功





狙いを定め、銃を模して折りたたんだ指を書籍卿に向ける……





避けれるものなら、避けて見ろ





バン!と黒い衝撃波を! デリ〇アム!





で〇りあむ!!!命中した!!!!





(へへっ、撃てたら当たるデリリ〇ム……ステップ了です!)





グ……ばかナ、私ガ圧されルなド・・・





焦りはじめたレイドさん





魔力2→1


~後攻の召喚ステップ~



剣舞チャレしますね





ですよねぇ~~





特技決定 8[3,5] → 8 獣《牙》





では、叫びで代用。+1なので目標6。





剣舞
2D6>=6 → 10[4,6] → 10 → 成功





きおる





軍団だ~~!ブロックが鬼門……





錆び付いた魔剣は、Lostが発する黒い靄に包まれ……それを取り込むように拍動し、膨張する。黒い影が2倍、3倍と膨らみあがる。靄を吸収したそれは、こぽこぽ、と泡立つ、融けかかった軍団。





お前モ取り込んデくれよウ……!





耳障りな笑い声をあげる





・・・・・・っ





……まったく、醜悪な黒だな





……ああ、長引かせたくなかったが……やはりこうなったか……!





元型・軍団。見てくれは悍ましいが、本質は力無きものの集合体。一層苛烈に攻め、いつもどおりに守ればいいだけ





大丈夫だ久遠、俺たちならこんな状況だろうと……なんとかなる





う、……ああ、わかった。……いつも通り、





・・・・・・いつも通り? でも、俺は、アルの知っている”久遠”と同じように、できるのか?





などとちょっと焦っているかもしれない





ふふ……しんどい





ふふ・・・





大丈夫だ、お前はお前のおもうようにやればいい。合わせるのは、いつもお前の動きを見て補佐をしていたのは、俺の方なんだから!





この久遠、などとアルにいが思っていることを(まだ)読めないんだなー





書籍卿と戦うのも記憶上はじめてレベルなんじゃないかな……ってね





ひよっこくおんさん……


~攻撃ステップ~



プロット(1,1,1)





プロット(2,5,6,6)





よかった!!!!!!





ほあーーーよかった!!





よーーーし では、追加含めてぴったりかな!トドメ演出どうぞ~~!





はーい!





魔剣に魔力を託し、呪圏に刻む刻印は星。戦いの終わりが近いことを呪圏のカラスたちは悟り、かあかあと一斉に騒ぎ出す。





守るために、暴力を以て打ち砕くという手段もある。……今回はそういう類だったってことで、”代表戦最弱”の俺に負けたことを、あんまり引き摺るなよな





終わり、だ!





と少し戻った余裕とともに呟き、腕で薙ぎ払うと、嵐の刻印が刻まれたカラスたちが斬撃となって書籍卿と軍団を襲います! 演出!





えーん あるにいかっこいい・・・・・・・・





えへへぇ…… 記憶を失った相棒でも、惚れ直させたい(?)





鈍い動きで立ちはだかった軍団は、しかしその斬撃に裂かれる。しばらく蠢くが、やがて、泥のように崩れ落ちる。





ばかナ・・・・・・ア、アアァァァアアア………ッ!!!





断末魔をあげ黒い靄は闇に融けていく・・・・・・





戦闘終了です!おつかれさまでした・・・!





わーい…!おつかれさまでした!頑張れたよ!!とはいえダメージは自傷含めそこそこ痛いのですね!





・・・・・・まあまあ!変調も回避したしだいじょうぶ、だいじょうぶ





幸い、魔法戦面でのコストが少ないので、魔素を回復に回せる……だ、だいじょ……





呪圏が解けていくと、元の教会墓地だ。断章<Lost>は、レイド・クルーラーの手からひらりと舞い落ち、それと同時に、彼は崩れ落ちる。





……ふぅ……久遠。立会人、おつかれさま





深呼吸し、久遠さんを振り向くぞ!





・・・・・・・あ、ああ、おつかれさま





ぱっと笑顔を作る





ナイスアシスト……ってのは、御世辞だな。まぁお互い好き勝手やったから文句なし、勝てたから上々





あ、はは、そうだな、ごめん





とり繕ってるけど、腕を握っていて、ちょっとだけ震えてるかもしれない





……誰だって緊張するさ。俺も必死だったから





ほんとにお疲れ、久遠





肩をぽんとしよう





いや、緊張っていうか……あー、えっと、うん





笑ってごまかす久遠





……





笑い返すしかないなぁ…





・・・・・・もっと頑張らないとな。俺、円卓で、書警なんだろ





……いいや、それは”今の久遠”じゃないからさ。気にしなくていいと思うよ





円卓・書警とは簡単に言うけど、それがどれだけ大変な役職かってはなしだ。俺にも、今のお前にもちょっと想像に難いからさ





アッ 断章拾います?





拾いますよ!!!





拾った!





ちなみにレイドさんは全く動かない。





これは猟鬼案件かねぇ





一瞥し思案……特に何もなければ、夜人さんに報告して猟鬼の派遣をお願いしそうなところ





では、夜人に報告すると、





・・・わかったわ。すぐに猟鬼を向かわせる





と返事が。速やかに回収していってくれます。忘れぬうちに断章のぺりぺりもどうぞ!





はい!





レイドさんの蔵書はとれないので<忘我>か<攻則>か魔力ですかね





そうなんですよね… 攻則が純粋に恐ろしい反面、こちらは召喚主体なので【忘我】を奪っておきましょう……





了解です!





・・・・・・じゃあ俺は、一体、





と。ここで。マスターシーンきます。





なんと


〜第4サイクル(4/8)終了〜
〜マスターシーン〜



久遠の呟きに何か反応しようとしたか、もしくは返す言葉に迷ったか、そんな時。不意に、声がかかる。





おや…





おつかれ。無事に回収できたみたいだな





久遠です。





おや!?





……?





前にも久遠。後ろにも久遠。





ハーレムか





はは、面白い顔してるな、アル。鳩が豆鉄砲を……いや、烏だな、アルは





などと軽口





冗談はさておき、見比べて困惑しましょう……夢?いやそんな予兆は……といったかお





・・・・・・え、っと……?





困惑のこっちの久遠





……妙なことに、なったな





困惑して見比べ





同じ顔が2つってのも不思議な感じかもな。俺からは1つだけど





……久遠





・・・・・・お前は、誰だ?





誰って、”一条 久遠”だろ。ああ、でも、そっちの俺は、記憶がないんだっけ。なあ、フランツ





・・・・・・!





狼狽える(こっちの)久遠





……ああ、何が何だかさっぱりだが……





いずれにせよ、”久遠”が困ってる様を見るのは心苦しいものがある。それは分かってくれるよな





まぁ、そうか





と笑いつつ・・・





説明をしてもらおうか、そっちの久遠?





説明?何をだ?





この状況だ。お前が記憶を所持する久遠を名乗るなら、今ここに二人の久遠の顔があることの説明を求めてもいいだろう?





そうだなぁ…… じゃあ、まず、それを届けてからでいいか?





断章を指差す。





届けるように頼まれたからさ





・・・・・・





誰に。どこに、届けるって?





断章を見せ、問いかける





ふむ・・・・・頃合いかな・・・・ここで、HO:【一条 久遠?】を公開します。


【一条 久遠?】
一条 久遠と瓜二つの姿をしている。記憶も全く同じだ。だが何故だろう…どことなく違和感を覚える。そうあなたは直感した。



以上です!





大法典。誰に頼まれたかは、言えない。守秘義務になってるからな





へぇ、そうか。……なら、





あと少しくらいは預からせてもらうよ。これを呼び水にすれば、他の断章を辿る手掛かりにもなる……かも、しれないしな?





そう言う理由があれば、お前だって急ぎはしないだろう





含みのある微笑みで半ば有無を言わせない感じで断章を仕舞い込み、終了でokです…!





・・・・・・そっか、わかった。こっちはこっちで調べておくよ





と、了承してどこかへ向かった。


〜マスターシーン終了〜
