本作は2018年4月19日に行われたアルシャードセイヴァーのショートセッションのリプレイとなります。
プレイヤーはルールブックを購入したばかりの方御一人。元々の募集要項のシナリオから変更しユドナリウムを使用してのタイマンでのテストプレイとなりました。
また、2018年11月18日までGM側でエンゲージの離脱に関してのルールミスがありました。今回のリプレイでも幾つかルールミスがあるかとおもいます。予めご了承いただければ幸いです。
あとノリが軽いです。
本作は2018年4月19日に行われたアルシャードセイヴァーのショートセッションのリプレイとなります。
プレイヤーはルールブックを購入したばかりの方御一人。元々の募集要項のシナリオから変更しユドナリウムを使用してのタイマンでのテストプレイとなりました。
また、2018年11月18日までGM側でエンゲージの離脱に関してのルールミスがありました。今回のリプレイでも幾つかルールミスがあるかとおもいます。予めご了承いただければ幸いです。
あとノリが軽いです。
プレイヤー1



白純 純白(シラズミ マシロ)
クラス:アタッカー1/レジェンド2
カバー:高校生
ライフパス
出自:格闘家 経験:記憶
境遇:学校関係者 邂逅:忘却
剣道小町。健忘症を患っており定期的に記憶がリセットされる。日記と大量のメモ、付箋に前日の出来事が書いてある。持ち物に名札を付けているが毎回読めない。疑う事を知らず他人の言葉を鵜呑みにするが、何よりも自らの感情と直感に従う。言動はかなり荒っぽい。


PREPLAY
◆Preplay01◆
セッション開始!



本日御一人なので新ルルブのテストプレイみたいな形でよろしいです?





はい。ぜひお願いします。





では、早速セッションに入ります。キャラクターに名前変更どうぞ!





よろしくお願いします!





では早速シーンを展開していきますー!


OPENING PHASE
◆Opening01◆
健忘症な彼女の始まり



さて、キミは剣道小町。定期的に記憶がリセットされる為、必然的にキミの部屋はメモだらけとなる。時折自分の名前すら忘れてしまうので、そのメモは一番目に付くところに置いてある。





恐らく、日記もつけている事だろう。さて、キミはまた、記憶を失い、最早体が慣れているのだろう。自然と手が日記へと動いた。記憶を失う直前の内容を確認するためであるが、その日記に、どうにもおかしなことが書かれている。「私はシャードに選ばれた」と。





目覚めてすぐに枕もとのメモをみます。「日記を見ろ? なにこれ。これ名前? しろじゅんじゅんしろ、ってどこまで名字でどっから名前よ! もうシロでいいや。ええと、昨日は」





昨日の日記には普段通りの日常の内容に加え、「私はシャードに選ばれた」と書いてある。シャードとはなんぞや。





「……あたし、頭おかしい! 妄想小説でも書き始めたのかしら」





時期は夏。セミが五月蠅く蒸し暑い。暑さで頭をやられたのかと疑いつつも時計を確認すると、学校へ行く時間が迫っていました。





時計の付箋をピッとはがして「『~時登校、飯食え』ですって? 食べてる時間ないし」





食パン咥えて遅刻遅刻~☆するしかないかもしれない。





とりあえずかがみを見て身支度を整え、気づく。「ん? なにこれ」耳に見覚えのないイヤーカフが。これシャードです。





キラリンッ! 右耳のイヤーカフが輝く。不良になってしまった……ここで軽く判定入れてみますね。





はい。





【理知】判定になります。アルシャードでは【クリティカル値】というのがあって、基本は12、2dの数値がこの12ならクリティカルです。特技などで【クリティカル値】は変動することがありますね。例えば特技の効果で【クリティカル値】が10に変動している場合、5,5でクリティカルなどとなります。





4,6でもOK?





ですです。そのキャラクターは持っていませんが、特技の《戦闘適正》などで【クリティカル値】が下がっていると、命中の際にクリティカルが出やすくなる感じですね。





はい。《集中》とどっち取るか迷いました。





《集中》は固定値がそのまま上がるのでどちらのタイプにするかで扱い方が変わりますね! 固定値は裏切りませんので……(笑)。では、改めて、【理知】判定です。





ではそのような説明が日記に書いてあったということで「あー、アタシこのシャードって人とメッチャ仲良くなってるわ」





外国人フレンズだと思い込んでしまった……!





それでは【理知】判定。2D+3で……達成値は7です。





で、出目が低い。では特に何も分かりませんでした。具体的には成功していると右耳のイヤーカフが市販のものと違い高そうだ、というのが分かった程度です。それでなんでこんなもの持ってるんだって違和感覚える、って判定でしたが、失敗なのでそんなアイテムのことなど忘れて、シャードって人どんな人だろうとか思っててください(笑)。





「彼氏かな? カレの好み?」





時計を再度確認すれば急がないと本当に遅刻しそうな時間です。





「やばいやばい」





学校にGOします?





学校にGO! ちなみに見た目は普通にJKです。ルーズソックスとかはいてる。でも剣道の竹刀と防具入った袋も持っていってる(笑)。


◆Opening02◆
学校の友人



学校です。登校しました。休校とかそんなことなかったです。普通に席に着席です。





「あー、疲れた」





キミの隣の席の(名前どうしようかな)……山本玄龍斎という女子が話しかけます。





名前!?





山本 玄龍斎(やまもと げんりゅうさい)





玄(はるか)でとめればいいのに(笑)。





そうだ。軽くスルーしてしまいましたがそのキャラ剣道部か何か所属しています?





剣道部です。2年で主将です。





では同じく剣道部ということで。剣道部の同期である玄龍斎が話しかけてきますね。





「よー、しろはく。昨日はマジやばかったな!」





しろはくはキミの仇名で。しろしろにするかじゅんじゅんにするかで迷った。具体的に何がヤバかったか分かりませんが、兎に角ヤバかったと言っていますね。





「しろはくってアタシ? そうかしろはくだっけ。昨日? やばかったの? そうね、やばいわね」





「いやあ、お前魔法少女だったのかー」





「そうなの? アタシ魔法少女なの?」





「そうそう、でも1匹取り逃がしたじゃん? ヤバいんじゃね」





メタ的に言うと昨日シャードで変身した時一緒にいた感じです(笑)。





「って、さすがにゲームかなんかの話よね?」





「写真撮ったんだけどぶれちゃってさあ」





そう言って写真を見せますね。





「あれ? マジ? マジでマジなの?」





「そうかー、あんた記憶定期的にリセットされるんだっけ。私、マブダチの山本玄龍斎ってんだー、何度目になるか分からないけどヨロシク」





「ああ、うん、ごめん。何度目かになるだろうけどよろしく。で、マジ?」





「まじまじ。変なでっかい鳥みたいなのをさー、変身して、でっかい剣みたいの取り出して追い払ったの。夢かなーってあんたの頬っぺたつねったら痛いって言って、記憶リセットされた時の為に、日記に書くって言ってたけど、書き忘れてた?」





「マジかー、げんりゅうさいかー。マジでその名前かー。そしてアタシ魔法少女かー。日記、あれ小説じゃなかったんだ。マジかー」





「あの鳥報復に来るかもねー。そうだ、せっかくだしその鳥と戦った場所に同じ時間に行かない?」





「くっそー、昨日のアタシなんで逃がしたのよ。アンタ勇気あるわね。アタシちょっとビビッてるんだけど」





さて、放課後、鳥の情報を集められます。《情報:学問》を取得しているようなのですが学問って感じではないのでそうですね、一番高い【幸運】を使いましょう。【幸運】で情報収集、成功で鳥についての情報が得られます。実際のプレイでは【意志】や【理知】、【知覚】といった複数の能力ごとに得られる情報、使える特技が変わる感じですね。





ふむふむ。





《情報:メディア》、噂話での情報収集や学問などの見解による情報収集などになる感じです。とはいえシナリオによってはこの辺またちょっと異なってくるのですが……今回は【幸運】でどうぞ。





はい「んー、もっかい日記読んでおこ」コロコロ……お。





お!? ダイスが両方とも6の目を出している!? クリティカルですね。日記に、そうですねページをペラペラめくるとその詳細が書かれていたことにしましょう。





アタシナイス!





多分書いてて席立つかなんかして戻ったらページ風かなんかでめくれててそのまま書いちゃった感じで。情報が別ページにあったのを幸運にも見つけることができました。





ドジっ子か(笑)。





鳥の名はインプ=グローニカ。100年前からこの星で活動する奈落と呼ばれる災厄、アビス=グローニカと呼ばれる存在の眷属らしい。ただ、どうやらその主は別のクエスター、という魔法少女? っぽいのに倒されて消滅。眷属が野良インプとしてその辺にうろちょろいるらしく。





「てめえ覚えてろよこっちだって最初からクエスターだって分かってりゃまけねんだかんな! 明日同じ時間同じ場所で決闘じゃぼけえ!」





と言い残して去っていった、とのこと。大分俗っぽい敵である。





「アタシに向かって、待ち合わせの約束とかコイツかわいそうねー」ぼけっと日記読む。





なら折角なので、待ち合わせの時間、過ぎちゃったことにしますか……





そうしましょう(笑)。





待ちぼうけ食らってる敵可哀想すぎる。





あ、この世界って結構奈落が頻繁に出てるんですか? というか、目撃されてる?





そんなに頻繁ではないです。クエスターも結界を基本的に張って戦うので一般的には目撃されたことはありませんね。先日はその結界を張り忘れたのに加え、山本にはクエスターとしての素質があるのか、ただの一般人とはどこかが違うようです。その為、その内容を覚えているようです。





ああ、クエスターを狙ってくるってありましたね。





ですので一般的には認知されていないですね。勿論、その存在を認知している組織、なども存在しますが。





ふんふん。了解です。





待ち合わせの場所に向かいます? 山本は多分キミが日記を解読? してる間近くでお菓子食ってます。





「なんかわかっかー?」





「うん。完璧。アタシの推理によれば、この鳥がシャードさん。ピアスくれた」





「あ、そうなん。なら昨日の取り逃がしたんじゃなくて、逃がしてあげたのかー!?」





鳥がシャードでピアスくれたって(笑)。





「アタシってやっさしー」





「っなわけあるかーい! あの鳥結局どうすんの?」





「まぁ、もっかい会ってみてもいいかな。かわいそうだし。なんか色々知ってるっぽいし」





因みにインプは奈落から発生した小型で力の弱いクリーチャーです。総じてインプタイプと呼ばれます。会いに行きますか?





「確かめなくちゃね」(内心、魔法少女のくだりは半信半疑です)会いにいきます。





…………。(あれ登校してすぐ学校出たことに……気のせいだ)


