まぶしい太陽……落ちろ…
黄金の大地………錆びろ…
まぶしい太陽……落ちろ…
黄金の大地………錆びろ…



………………





……………クソ暑い死にそう、あと眠い


森の近くが砂漠だなんて聞いてない!!
200年前は平地の草原だったのに……
早朝
へっへっへ、
出口まで届けてやったし今のうちにトンズラよ☆



ふあ~~~





ビク





朝、早いんだな。
それじゃあ、出発するか。





(´;ω;`)ウゥゥ





もうすぐ町だぞ。
それと、ほれ水だ。





うひょおおおおおおおお





もー、持ってるなら最初からいってくださいよぉ☆





ぶーーーーーーーーーーーーー


聖水じゃねぇぇぇぇか!!!!



このクソ騎士野郎!!よくも聖水…





…………あ!





お、おいしい水をアリガトウ。


なんという屈辱……
マジ憶えてろよ………



お、おう…どういたしまして。
それよりそれが最後の水なんだが…





…………ほら騎士様の水魔法で……





すまん、魔法は一切使えないんだ……





使えな…こほんこほん☆





それなら仕方ないですね☆
クソ暑いの我慢します☆


ちなみに私は闇魔法極振りです☆
三時間後



………………控えめに言って死ぬ。


思ったら私、この男食べ損ねたから何も食べてないじゃん。腹ペコ度がヤバい。



まぁ、おいしそうなカニね……森のサワガニを思いだすわ…………





お、町が見えてきたぞ……って





イタダキマス!!!





おいそれ、サソリだぞ……





痛ッ!!この甲殻類ごときがぁ!





……………痛い





ほら、毒抜くから腕見せろ





べーつーにーこれぐらい大丈夫ですぅ!





毒が全身に回ると人は死ぬぞ





ふん、そんな弱々しい人間と……


あ、私今人間のふりしてるやん
はぁ、



うぅ…やっぱりしんどいですぅ(棒





最初からそう言え。
刺されたのはここだな。





…………………………


恥ずかしい………魔族の誰かに見られでもしたら死ぬ……
人間なんかに……形だけでも助けられてるなんて……!



よし、終わったぞ。





あ…アリガトウ…


森へ帰りたい……
