システムの異常は見られません。
---問題の検出---
この問題を解決する方法を検索します。
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鍵?そんなもの・・・家の鍵ぐらいしか持ってないよ。





そうか。それは仕方ないな。
ならここで過ごす他ないだろう。





はぁ!!ふざけるなよ!!





だいたい、閉じ込めたのはお前だろ!!どうにかしろよ!!





そうは言われても・・・私は封印されてるだけだから・・・ね。





そうだな・・・例えば・・・





外部者のアクセスによる均衡の崩壊さえ起きれば、システムのスキがつけるかと





外部からの・・・アクセス?





君のように侵入すること・・・かな。
まぁ、君は・・・鍵を持っていたというのもあるけど・・・
大きな力があれば侵入できるんじゃないかな?あくまで推測だけど・・・





なるほど、だから空いていたのか。
いや~、もっと苦労するものだと思っていたよ。





だ、誰だ!!





定番的なセルフをどーも
だけど、それには答えられないかな。





って、もういないし。





暗くて見えない。だけど、あのままいても・・・





殺される。とでも?





あぁ!!解ってるんなら・・・て





まだ何も言ってない。のに・・・





まぁこれは起点かもしれないぞ?
誰かがアクセスしたのなら
いや、”誰かが開けたのなら”
そこから逃げられるのでは?


そう言うと、人形は声を出して笑っていた。
大きく響く声に”彼女”の姿が見えた気がした。



そう、出口がみえた。
さぁ、戻るぞ。キヨヒコ





そうか・・・獣耳だったのか・・・





じゃねぇ!!なんで獣耳なんだよ!!
なにそれ、珍獣?





それは君が作ったものだろう?
人格、性別、設定、属性





全部注文通りだぞ?





・・・嘘つけ


