またしてもフラれて寝てしまったあたしは、
窓から射し込む朝日で目を覚ました!
またしてもフラれて寝てしまったあたしは、
窓から射し込む朝日で目を覚ました!



あ、あれ・・・あたしまた寝ちゃったの・・・





いけない!もしかして・・・遅刻?


と、ここであたしは、昨日が8月31日だったことを思い出した!
もし3周目のループに入っていたとしたら・・・遅刻どころじゃない大問題だ・・・



もしかして・・・


あたしは、恐る恐るカレンダーを見てみた!
破り捨てたはずの7月のカレンダーが貼ってあった!



なんで!!一体どうなってるの?





ひょっとして・・・秋山君の告白が成功するまでずっと・・・先に進まないの?


もしそうだったとしたら・・・あたしは下手すると、永久に夏休みを過ごすことになる!



とにかく下に降りて確かめてみなきゃ!


あたしが1階に降りてみると、お父さんとお母さんが朝食を食べているところだった。



おい母さん、ジャムがもうないぞ!





お父さんが使いすぎるからでしょ!また太ってスーツ着れなくなったら、今度は自分で何とかしてくださいね!





また同じ会話!!やっぱり3周目に入ってるんだわ・・・


どうしたらこのループから抜け出せるんだろう・・・あたしに思い当たる方法は一つしかなかった。
そして、なぜか分からないけどそれしかないという妙な確信があった。



こうなったら、絶対に秋山君への告白を成功させてみせるわ!





3度目の正直ってものを見せてやる!!


こうして、あたしの3周目の夏休みが始まった!
