


[…どーしたらいい?]





[分かんないよ…茜ッチが分かんないのに、あーしに分かるわけないぢゃん]





[…]





[あたしそこまで好きになった事って、ないのよねー…ダメなら別れて次の男探せばいいぢゃん。って]





[……]





[なんかよく分かんないけどさ。あーしは茜ッチが羨ましいな]





[え?なんで?]





[だって茜ッチ真剣なんだもん。あーしそこまで真剣になった事ないし]





[…でも辛いよ。イヤだよ…今までみたいにバカやって何にも考えずにいたいよ]





[でもさ…なんかさ、何にも考えずに学校行ったり遊んだりしてると、たまに、あたしこんなんで本当にいいのかなー?、って思ってくるんだ]





[まぁブルーになるのイヤだから、そういう時はまた遊びまくるんだけどさ…あんまり面白くないんだよね]





[うん…なんか分かるー]





[でも今楽しまなきゃいつ楽しむの?大人になったら楽しめないじゃん]





[いつまでもギャルできないし、でもぶっちゃけさ、飽きてるんだよね…そろそろ茜ッチみたいにマヂ恋したいかなーって…]


