私の体質

小さいころから怖がりなくせに怖い話が好きで、薄ぼんやりと「心霊写真って撮ってみたいな」とか思っていました。

怖い目にもいくらか遭っていますが、

だそうです。

だから、自分がどんな目にあっていたのか、わかりません。

ただ、

と、とある養成所で言われたことがあります。
もちろん、宇宙人を呼べたことはありません。

そう言われたのは、養成所に初めて行った日だったと思います。

レッスンが終わって、初めて会った５～６人で雑談をしていました。

そして、私を除いた人たちは、みな霊感が強いという話になりました。

みんなが、「霊感あるある」で盛り上がっている中、

と言うと、

それで、「宇宙人を呼べる系」だと言われました。

そして、霊感強さランキングになりました。

ネコちゃんはおとなしい感じでかわいい、最年少の女の子でした。

動物の声をさせると絶品です。
超絶かわいい。

という言葉はかき消され、

ということになりました。

ネコちゃんは、どこか違う世界を見ているような雰囲気がありました。

第一印象は、〇ンダムの〇ラァです。

注）現在は成長して、綺麗なお姉さんになっています。

ウサギさんが、どう答えたのか、あまり覚えていません。

イメージですが、女性版織田●道さん？
なんか

と言って、悪いものを払いそうな感じがしました。

注）実際にそのような姿を見たわけではありません。

これ以降、ウサギさんと話した記憶が、あまりありません。

妖精さんは背の高い、顔も性格も男前な女性です。
雰囲気が人間離れしてました。
いろいろな意味で……。

素敵な歌声をお持ちで、また、ウィスパー（ささやき声）はダントツでした。
レッスンで聞いて、鳥肌立ちました。

ちょっと性格にキツイところもあって、イラっとすることもありますが、趣味も合ったし、仲良くしていました。

クマさんは、わりと口だけ気味な印象です。
妄想を現実に近づけたいようでしたが、

感じがしました。

彼が書いたポエムを見ましたが、

と、思いました。

まあ、見えないんで……。

彼女たちは、もっとすごい体験をしているそうです。

その日の帰り。
そのメンバーで駅に向かっていました。


夕方で、まだ明るかったです。

駅も近くなっていて、お店が並んでいるのですが、そのうちの何軒かをまとめて工事していました。

そこは、工事用の白いシートで囲われていました。

私は幽霊だろうと実際に生きている人だろうと、あまり周囲に注意を払わないので気が付きませんでした。

ネコちゃんはあっさりと言いました。

私たちが通り過ぎた小さい路地を指しました。

イメージとして、幽霊というのは、

と、探すのかと思っていました。

普通に歩いて普通にしゃべっていました。

そういう感じの人たちでした。

と、霊感が強いという人に言われたことがあります……。

悪いものではないそうです。

とも言われました。

でも、うっすらと、

と、思うことはあります。





気休めに、お守り持ったり、お塩を盛ったり、セージを焚いたり、水晶を着けたりしています。