…誰？
…ティアーズ。
…誰？
…はっ。
…どうやら、私は眠っていてみたい。
…あれは誰だったんだろう。
それにティアーズって…。
…それにしても…もう夕方か。
帰らないと…。
私は荷物を取り、教室を出た。
…今日も平和な一日だったな。
私の足音が廊下に響き渡る…。
どうやら…誰一人いないようだ…。
…先生たちもいないのかな。
…それはないか。
玄関に向かおうとした瞬間ー…。
…誰かいる。
…あんなところで何を…。
…え？
…突然、その人は血を吹き出し倒れた。
…なんて真っ赤なの。
…私はこんな光景、見慣れている。
なぜなら、この学校は毎月一度…
”生徒が一人殺されているのだから”
－続く
