湘南原のメトールには、
当初の予定とは異なり5人が集まっている。
湘南原のメトールには、
当初の予定とは異なり5人が集まっている。



で、みんなには集まってもらったのだが...





許嫁が2人っていうことね...





優翔は、どうしたいんだ?





優翔くんに任せます。





渡辺君!自分の気持ちを率先して考えてね!!





そうだな...


正直、自分を愛してくれる人が
2人もいるのはうれしい...
だが、このままだとハーレム生活になってしまう...



俺としては、花咲さんも、初瀬さんも
あまり話した覚えがないんだ...





そうね...急に親から言われたことだし...





私は、小学生の時に
結構会っていたはずですよ...





優翔は、中学の時に事故にあって
記憶を失っているんだ...





ごめん、花咲さんの名前だけは微かに覚えていたんだが...それ以外は...





そうなんですか...
これから思い出を作っていきましょうね


プルルッ~プルルッ~



父さんっ!





優翔のために、
父さんは寮を立てちゃったよ~





はやっ!!





あと、母さんが今度会いに行くと言っていたよ


ツー..ツー...



切れた...





優翔の父親はどんなことを言ったんだ?





寮が立ったって...





相変わらず金持ちは凄いな...





寮に行ってみるか...





さてついたな...





ちょっと待て、これは寮じゃない!
豪邸じゃないか!?





は?うちの実家のトイレくらいだぞ





とってもコンパクトに作られてますね~





あんたらの感覚は恐ろしいな...





そういえば、
花咲さんはどんな家の方なの?





あ、説明してなかったな~





花咲カンパニーのお嬢さんだよ





ええ~!?





まじか...





初瀬さんの家はどんなのなの?





理奈の家はね...





私のうちは、ふつうの家だよ...


あ、聞いちゃいけなかったか...
やばい、この空気どうにかして...



優翔くん、お部屋に入りましょ~!!





そうだねっ...


よし!逃げよう!!



部屋数が...10部屋!?





は?どんだけ多いんだよ!!





優翔、俺らも住んでいい?





構わないよ





じゃあ、
荷物を持ってきて明日から住むか...





その必要はないようですね...





あ、荷物が全部ある...





俺もだ...





私も...


父さんの動きが速いことは知っていたが
ここまでとは...



じゃあ、着替えた後
いろいろ決めていくか...


新生活がはじまっていくのであった...
