


んじゃまアグレットお姉様事\お姉様!/のシーンから





図書室。アグレットは既についている感じ? それとも向かっている途中?





既についちゃってる感じでお願いします





図書室……というより図書館だな。本館とは別に独立した設備としてある。つまりはまんま図書館





図書館には司書官として高位の精霊術士の先生がいる





じゃあ先生に一応、精霊に関する歴史や事件とか置いてあるスペースを聞いてみる





ついでにパソコンとかそういうのはあったりする?





あるぜ





先生が会頭直々の頼みという事もあって……もとい物凄く暇だったらしくその関連書籍をデータベースからリストアップしてくれた





どれぐらいの数がある?





パソコンを使って本のタイトルと場所とナンバーを入れたものをコピーした感じだね





枚数は五十枚を超えるね。一枚当たり四十冊だと換算しても二千冊になる。広いだけあってかなり膨大だ





五十枚か、とりあえずざっと流し読みをしてからそれっぽいタイトルの本を探して、本を持っていくよ。こういう仕事は慣れている





あれだね。ある程内容絞る事も出来るぞ





過去に精霊の突然変異がなかったかを調べたい。ついでにあの事件の詳細も





それじゃ改めてそのリストからさらに絞り込む。結果精霊の突然変異に関する書籍が二百冊まで絞れた。司書官の先生がそこからさらに信憑性のあるものとして幾つか絞ってくれる。さすが司書官と言ったところか





ただ、 やはり突然変異についての情報はあまりないね。嘘っぽいのは多いけど





で、ここで判定。操作二回





アグレット>探索─操作判定:4 運判定:5|バトル─攻撃:命中 防御:カウンター|神秘─占:星 星:天秤宮





アグレット>探索─操作判定:5 運判定:2|バトル─攻撃:命中 防御:ガード|神秘─占:力 星:火星





9だね。防御鉄壁過ぎてびびった





防御





此処でがんばらなくてもいいのよアグレット君……っ





9なので良い情報を発見できた





わーい





アグレットはアグレットだった





まず一人の男の書いた本。著者は本田和孝





お





なんか聞き覚えがある名前





よしそれ借りるぞ、借りて徹夜で読むぞ





そのタイトルは『精霊の活かし方』一般的な精霊の知識が書かれているのだが





その一文一文に少しおかしな書き方がある





実はこれ古代精霊語を介した暗号になっており、その暗号部分を並べて読むと『狂乱精霊の実験』について書かれたものである事が分かる





どうやら一般書籍に混じらせて一部の裏組織にこの情報を流すのが目的だったようだ





あの事件については新聞の記事で軽く取り上げられた程度で詳しくは載っていないようだ。以上





OK、精霊の活かし方の本は借りていくことにする





そのまま図書室去るでよろし?





OKですー





では、図書室探していた悠雅と廊下の途中で出会うってところで悠雅と合わせてよろし?





俺はおkっす





はーい


