


ストーリーピックアップ!





その3だよ





弟よ、今回ピックアップする作品はなんだ?





うん、今回は『廃墟島の7日間』という作品を紹介するよ





ほうほう、どんな話だ?





そうだなぁ…。
では、お願いします





日良 若葉です





雲母 亜百合だよ





宮ノ内 姫乃ですわ





元宮 千雪です……





っ!?





皆、かわいい!





お、おと、弟君、これはなにかなー!?





キャラ変わり過ぎてきもいよ





この子たちは作品に出てくる、伏せつつ書くならヒロイン(候補?)さんたちだよ





なんと!
豪華絢爛とはまさにこのこと!





そうだね、主人公君は彼女たちに好意を寄せられている雰囲気が漂い、男性読者はにやりとしちゃうんじゃないかな





つまり、このかわいいキャラが魅力なんだな!?





そうだね、キャラも魅力の一つだよ。彼女たちは第二話までで全員が出そろうけれど、その時点ですでにきちんとキャラクターとして一人一人が確立されているんだ





どういうことだ?





きちんとキャラを作りこんでいるという事さ。例えば、うちの幼馴染は思いっきり後付け設定でしょ





Σ





なんてぶっちゃけトーク!





そういうものがない、設計図に基づいて作られたようなお話ということさ





ふむふむ、なるほど…。確かに幼馴染、アイドル、お嬢様、敬語ロリっ子と揃っていて、これだけで読みたくなる…





でしょ。舞台設定も凄くいいんだ





ふむ、どう凄くいいのだ?





これから廃墟島を読もうという方には、是非、島が廃墟になった過程の栄枯盛衰を思い描いてみて欲しいんだ





思い描く?





うん、島はこの物語の大切な舞台だからね。どんな所なのかと想像をめぐらせて欲しい。栄えていた場所が寂れていく様というのは、切ないものがある。その切なさを胸に持ったまま、物語に入っていってほしいんだ





しかしなぁ、廃墟の島なんて。。。





そこでね、僕は個人的に軍艦島を少し調べることをお勧めするよ





軍艦島?





うん、実際に一時繁栄して、今は無人の島になった場所さ





ほほう





グー○ルのストリートビューではまるで歩くかのように廃墟になった島を見ることが出来るし、写真も沢山あるよ。
多少作品の島より古いので、誤差は出るけれど栄えていた面影を残す無人の島っていうのは凄く味わい深い





味わい?





うん。生活していた空気感が至る所に残っているんだ。
そういうのは廃墟の魅力の一つなんだけど、無人でかつての息遣いを残した島という舞台は本当にいいもので、その良さを深く味わうために見て欲しいんだ





なるほど…。これがわびさびなのかっ!





ってつまりサスペンスに見せかけた無人島ハーレムもの!?





全然違うよ、なんでそうなるのさ





勿論、作品はここから進みだす。でも、内容に触れるのはヤボってものさ





ちょっとくらい紹介したほうが、いいんじゃないのか?





ケースバイケースだけど、このお話は今現在3話まで、そんなに多い訳じゃないんだ。すぐに一気読み出来る





ほほう、たった3話のわりになかなか熱弁してたな弟よ





そうだね。そうさせるだけの力がこの作品にあるということさ。内容には触れないけど、もう少し話そうか





聞かせてくれ





この作品の作者様は、STORIEの作品としての物語の書き方がうまいんだ





確か、ノベルゲームも制作されているんだよな?





そうだね、上手な無駄のない展開はノベルゲームとSTORIEの親和性を感じさせられるね





そういえば、お気に入りが18個もあるぞ!3話なのに!





これからもっともっと増えるだろうね。
僕らの作品もお気に入り数は光栄なことにとても多いけど、これはいわば話数を連発しての力技なんだ、書き手としてはどうかと思う





あふん





廃墟島の7日間は、たった3話でこれだけのお気に入り、つまり支持を得ている。
その秘訣はすぐに盛り上がりが来る展開の上手さだよ





展開の上手さ?





そうだなぁ…。『最後まで読んでくれれば、このお話の良さがわかります』っていうのはあんまりよくないのさ、特にお手軽な読み物系ならば、その傾向は強まっていくよ





何故だ?





読者に最後まで読んでいく苦痛を与える可能性があるからね。じっくりゆっくりを求める人にはいいけれど、ライトなものを求める場合、展開が早く山も多いほうがいい。
1話、2話くらい読んでもう作品に引き込めるほうがいいんだ





あらすじで読むか決める、1話を見て決める、というのは良く聞く話だな





そう。最後の最後に大盛りあがりという話も僕は好きなんだけど、最近はなかなかに受けない。
そういう最近の傾向にもぴたりと合わせていて、小刻みな盛り上がりの丁寧な入れ方がとっても巧みなのさ





でも、ずっと小山なのか?





ううん、きっと小さな山を重ねて重ねて、大きな山を作っていくんだと思う。読んでいて、登っていく感覚があるもの





なるほどなぁ…





っと、あんまり語ると逆に良くないね、ここまでにしよう。今回は浅井 明子さまの『廃墟島の7日間』を紹介させて頂きました





ぜひ、キーワード検索で読みに行って欲しい





今までピックアップした作品は、どれもお勧めですよ





そしてコメントには男子会からと…





今のところ 紹介させて頂いた作品さまで、そのコメントの実現は出来てないね、僕らも頑張ろう





うむ!





では、また次回のストーリーピックアップで、またお会いしましょう!





ありがとうございました







しかし、女の子皆かわいいなぁ…
弟、お前はどの子が…





兄さん、まだ中継繋がってるよ





っ!?



尊敬する作家様にここまでお褒めいただけるなんて、感動と緊張で体中から汗が(((゚д゚;)))
軍艦島をモチーフにしているという事も汲み取って頂けて、嬉しくてテンション上がりまくりです。
男子会のファンをやっていて良かった…(ノд`)