『だきまく♡らぷそでぃ』
『だきまく♡らぷそでぃ』
3.のえたんトンネル貫通式!の巻



どうも ノエたんです





きょうも さっそく あらすじいってみよー♪
せんせーおなしゃす!





はい





――ノエルちゃんの抱き枕カバーを手に入れたのに、肝心な中身のクッションを買うの忘れてた!通販で届くのを待つ間、僕はノエルちゃんを一度押入れに閉じ込めたのでした。
…以上であります。





まったく ひどいはなしだよ





ごめんね…





でもへーき!のえる ひとりでねれるもん!





てことで そのつづきから~
れっつらごーごごー!!!


――それから3日後の夜。



ばんわー おとどけものでーっす





ガタッ





ちょっと大きいっすけど 軽いんで





はい ありがとうございます





うっす あっしたー





おつかれさまです


ようやく待ちに待った荷物が届きました。



ビリビリ…ガサゴソ…





嬉っ!


箱を開けると、頼んでいた抱き枕の本体が入っていました。
空気を抜いて圧縮してある包みをほどくと、抱き枕はみるみる膨らんで、フカフカ具合はとてもいい感じです。
僕は嬉しさのあまり小躍りしながら、ノエルちゃんの元へ向かいました。



ウフフフ♪お~いノエルちゃ~ん!





…zzz


僕は押入れを開いて、ノエルちゃんをそっと取り出しました。



ノエルちゃん!やっと一緒に寝られるよ!





ぐーぐー


そして早速、初めての抱き枕カバーへ抱き枕本体を挿入する作業に取り掛かりました。



フフフ…さーて 入り口はどこかなぁ?
――お ここかな?





すやすや





あ ファスナーが足元に!
こ これじゃあまるで…ハァハァ


少し変なことを想像してしまいましたが、気を取り直して…。



あ あの ごめんねノエルちゃん
でも 入れなきゃだからさ





すぴー





入れるよ ノエル





ツンツン…





…ピクッ





ツンツンツン…





…ピクンッ





うーん…入らないな





…むにゃむにゃ





ノエちゃん思ったよりキツキツだね





うぅーん





しょうがないけど ちょっと強引に…





パチリ





痛いだろうけど ちょっとがんばってね…





ふぁ~…よくねたポワワン





ふんっ!ふんっ!ふんっ!





――!!!





やっぱり すっごいキツいね…でも
やさしくするから へいきだよ~





な なにやってんの このひと…?





あぁ~狭すぎて全然入らないよぅ~





え…なにこれ わけがわからないよ…





グイッグイッ





…わるいゆめ…かな?





ううう困った…
先っちょしか入らないぃ…(泣)





やだやだ…もいちどねよ…zzz





痛いよね…ごめんねノエちゃん――あっ!


――思った以上に難しい挿入作業でしたが、ふと良さそうなアイデアが思い浮かびました。



ポンッ その手があったか!





ぐーすか





これをこうして…っと





んっ…ムニャムニャ





するする~…ポン!





\ ぽこっ!/





おー入った!すっぽり!





あふ…おなかいっぱ~ぃ…ムニャムニャ





ぴちぴちぴっちだぁ…





のぇるのぉなか ぱんぱんらょ~…ムニャムニャ





ツンツン ノエちゃんツンツン…





いやぁ もうはいらないょ~…ムニャムニャ





うひひ♡ノエたんむぎゅーーーっ!!!





ああぁっ らめぇ~…ムニャムニャ


――とにもかくにも、こうして無事に挿入作業を終えました。



えへへ~ ノエたぁ~ん いいじゃないの~





らめょ らめらめ…ムニャムニャ





ちょっとくらい ね? いいじゃないの~





らめよー らめらめ…ムニャムニャ





そんなこと言わないでさぁ ほらほら~





らめよぉ~ らめらめぇ…ムニャムニャ





ノエたんぷにぷに!
きっもっちいい!





らめよぉらめらめぇーっ……ムニャムニャ





のえたん あいしてるょ♡


僕はそれから眠りに落ちるまで、ノエルちゃんとの初めての夜をめいっぱい楽しんだのでした…。
つづく
